令和4年度　岡村 要 氏と向井 陽 氏によるラグビー教室

・令和４年度次世代育成支援スポーツ事業『ラグビー教室』を令和４年12月３日（土）に講師として「ボールゲームフェスタ」で来西頂いている岡村要氏・向井陽氏を招聘して、次世代育成支援スポーツ事業として始めてビバ・スポルティアＳＡＩＪＯで開催しました。
・講師である岡村要氏は、ボールゲームフェスタトップマスターで、西条市には７度来て頂いています。中学からラグビーを始めて19年間現役を続け、すべてのカテゴリーでキャプテンまたはバイスキャプテンを務めています。ＮＥＣ ＧＲＥＥＮＲＯＣＫＥＴＳでは、３度の日本選手権大会優勝に貢献、 現役引退後は、８年間ＧＲＥＥＮＲＯＣＫＥＴＳでコーチ及びヘッドコーチを務めています。ヘッドコーチ退任後は、ボールであそぼうトップマイスター講師として全国で活躍中です。向井陽氏は、幼稚園時にラグビーと出会い、ラグビーができる環境を求めて、天理高校に進学。その後、盛岡大学に進学し、プレーを続けながら幼稚園教諭の資格を取得。卒業後は、幼稚園勤務と釜石シーウェイブスでのプレーを７年間両立しました。引退後は、トップマイスター、釜石シーウェイブスのアンバサダーとしてラグビー指導を行っています。また、保育園園長として子ども達の成長を見守り続けています。
・開講式では、主催者を代表して、玉井敏久西条市長よりの感謝と激励のご挨拶を頂きました。

・午前の部では、ラグビーの経験のない初心者13名、小松ラグビースクールの小学生35名を対象、中学生５名をアシスタントとして、ラグビーの基礎・基本的な指導
１．２人組で膝タッチ運動ち
２． ②３対１人で背中タッチ運動・全員で５歩タッチの鬼ごっこ
３．５人組でトライ・パスの練習
４．ターゲットへの外・内向きパス練習
５．２チームでタグ取りゲーム
６．５対５人でパスをしながらのトライ練習
を行いました。

・午後の部では、午前の部をステップアップした技術的な指導
１．コントロールしたショート・ミドル・ロングパスの練習
２．アタック・ディフェス組に３対２人に分かれスペースへのトライ練習
３．トライ・ラックの練習
４．４対４人でオフロードパス・オフロードタックルの練習
５．２チームに分かれて試合ゲーム※真正面で当たったらターンオーバールール
６．ディフェンスの練習※ボールが出た際のプレッシャーのかけ方、への字ディフェンス、パスした際のディフェンスのかけ方
が行われました。
講師の二人の親しい話しかけが多く見られ、終始なごやかなムードで教室が行われました。また、細微に渡り細かな指導がなされ、技術力がアップできた教室となりました。
・午前・午後の部でラグビーの基礎、基本的な練習、ステップアップ練習に分けて指導を行うことで、未経験者はラグビーに対する興味付け・動機付けとなり、経験者においてはトップ選手による指導を受けることにより、自身の技術向上、技の習得に多いに役立ちました。スタッフからも「子供達が１日でここまでレベル上がるかと思えるぐらいのいい教室になった。講師お二人からのアドバイスが凄くありがたく今後に活かせていきたい。前日指導して頂いた事を多くの子が実践していた。ずらしてあたるオフロードパスはかなり良くなった印象である。１日で劇的に変わった。」などの感謝の声を頂きました。

・閉講式では、岡村・向井講師からそれぞれ「皆さんのレベルの高さに驚きました。将来、日本代表になれるくらいのレベルの高さがあります。代表を目指す、目指さないという取り組みで成長が違ってくるので、高いレベルを目標に掲げてください。そのためにはまずは、ラグビーを楽しむ、そしてラグビーを続けることを一番に掲げて頑張ってください。」「皆、どんどん上手になりました。どーやったらうまくなれるか考えてプレーしていました。考えてプレーした時は、すごく上手になれます。自分の良いとこは何かを見つけながらこれからも頑張ってください。」とのお話をいただきました。その後、受講生からの代表で、小松ラグビースクール主将「藤原慶春」くんが「今日の教室、とても楽しかったです。僕は日本代表になりたいです。もっと色んなことを教えてもらいたいので、また教室に来てください。教えてもらったことをしっかり身につけてレベルアップしておきます。今日は、遠いところから教室に来てくださり、有難うございました。」とお礼の言葉を述べました。

閉講式終了後に記念撮影を行い、教室を終了しました。

・トップコーチの技や指導を受けることができ、確実にラグビーの技術・技の向上につなぐことができた教室になったと思えます。保護者の方々も最後まで教室を見守って下さり、当教室に関心を持つ人々の増加につなげることができました。
・主管頂きました「西条市ラグビーフットボール協会」の皆様には大変お世話になりました。