事業名 | 柔道教室 |
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実施日時 | 2018年2月11日(日) 10:00~15:00 |
実施場所 | 西条市総合体育館第Ⅱ格技室 |
講師氏名 | 南條 充寿 氏 |
対象者 | 小・中学生 |
・平成29年度次世代育成支援スポーツ事業『柔道教室』が、松山市出身の『南條 充寿』氏をお招きして、2月11日(日)受講生36名が参加し、総合体育館第Ⅱ格技室にて開催されました。
・南條講師は、松山市出身で現役時代に全国大会や国際大会で優勝するなど好成績を収められていますが、引退後は日本代表女子監督を務められ、リオオリンピックでは女子の監督として活躍された後、現在は仙台大学教授及び柔道部監督として活躍中です。
・開講式では、森本スポーツ健康課課長が南條講師への、感謝と激励のご挨拶をされました。
・本来なら、、身体づくりからスタートするのですが、今回は『リオオリンピックを戦って』~目標を持つ大切さ~と題して、約40分間講演をして下さいました。特に、期待された選手の戦い方やサポートスタッフのメンバーの大切さ、またご自身が監督としての経験談など、小学生に時々問いかけながら貴重な講演をして頂きました。その中で、目標を持つ大切さを熱く語られていました。
・講演終了後は、まず身体を温めるためにランニングを行ないます。
・その後、受講生に問いかけをしますが、寝技、立ち技どちらが苦手か聞いて、寝技が多かったので、午前中は寝技を中心に指導して頂きました。寝技をかけられた時にどのように脱出するのか、身体の動かし方を十分すぎるくらい時間をかけます。特に寝技をかけられないように身体を丸めて防御する姿勢や、両脇を締める姿勢など繰り返し指導して頂きました。
・午後からは立ち技に移り、多くの立ち技がある中で、今回は″大内がり゛について時間をかけて基本的なことを指導して頂きました。
・まず、相手があることから襟を持つ手をまず上に締め上げるようにし、片方の引き手を十分に引っ張ることを徹底します。上半身の姿勢が固まった段階で大内がりに入るのですが、相手の姿勢を崩すことができていないと逆に切り替えされますので、上半身を崩しながら足の運びを相手が倒れやすいイヤな方向はどの方向かを繰り返し指導頂きました。
・午前中は、寝技・午後は立ち技を体験してもらいましたが、南條講師が言われていたことは、パワーに頼るのではなく、理論的に最終の技をかけるためには、効き目のある仕掛けが連続して出来るように、イヤでも日頃から繰り返し練習すると、必ず結果がついてくると言われていました。
・教室の最後に、受講生を代表して、西条南中学校の″増本 敬太朗`君がお礼の言葉を述べ、記念撮影を行い終了しました。