事業名 | 剣道教室 |
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実施日時 | 2015年12月13日(日) 9:30~14:30 |
実施場所 | 東予体育館 |
講師氏名 | 大城戸 功 氏 |
対象者 | 市内小・中学生 |
・師走の第二日曜日(12/13)に、次世代育成支援スポーツ事業“剣道教室”が、西条市東予体育館にて開催されました。講師は、昨年もこの教室に来て下さいましたが、愛媛県警OBで″松風館゛を開設されている“大城戸 功”さんに、来て頂きました。またサブ講師として昨年に引き続き″遠藤 寛弘゛さんにも来て頂きました。・かなり冷え込みが厳しい時期ですが、武道は素足で実施しますので、受講生は実際には寒いのでしょうが、寒さを感じさせない″熱気゛と″気合゛は、武道の特徴でもあり独特の雰囲気です。
・今回参加した受講生は、小中学生の皆さん117名です。まず開講式では、青野市長から剣道の盛んな地域であるとともに、全国的にも優秀な成績を収めていることを表現され、激励のご挨拶を頂きました。
・まず、身体を温めることが必要なので、軽くランニングを行います。そして、大城戸講師から心構えを講話された後、足の動きとしてステップを前後に行いますが、実際にステップを踏んで、前進・後退と素早く動くことを求めます。動くときの姿勢と、早い動作が非常に大事です。
・次のステップとしては竹刀を持ち、講師から持ち方や指の位置が大事であることを教えて頂きますが、竹刀の振り方と力の入れ具合を、実際に動作を交えて指導して下さいました。
・そして、竹刀を持って素振りを何度も行いますが、剣道の竹刀は「刀」だと思って扱うことを徹底して言われていました。ただ単に振り回すのではなく、刀として意識しておかないと、振り方や身のこなし方が全然違ってきます。素振りの後は、足の運び(ステップ)を含めて全員で練習します。やはり指導後の動きは違ってきます。
・大城戸講師の得意技は「メン」ですが,遠藤講師の得意技は、上段の構えからの攻撃で日本一と言われています。実際に模範演技をして頂きますが、″さすが゛と言う感じがしました。・そして、相手との対戦について指導頂きますが、まず自分の得意な技を攻撃し、その攻撃が不十分でも連続攻撃をすることの重要性を言われていました。また、対戦相手とは駆け引きが必要で、「メン」の得意な相手には「メン」を打たせるような動きをしながら、相手が攻撃してくる瞬間に、自分の得意な技が出せるようにすることも言われていました。
・また、質疑応答の時間では、精神面で緊張することにの対応について受講生から質問があり、講師お二人から緊張は必ずするので、ほどよい緊張感の中で日頃練習した結果を出すことが大事であることを言われていました。
・受講生は終始真剣で礼儀正しく、武道特有の良さを感じました。・教室の最後に受講生を代表して壬生川剣道会の岡田 七海さん、西条北中学校の森下 寛太君が、お礼の言葉を述べ、記念撮影を行い終了しました。