教室名 | 中・長距離選手育成のための指導者養成講習会 |
---|---|
実施日時 | 2014年3月1日(土) |
実施場所 | ひうち陸上競技場 |
講師氏名 | 大崎 栄(東海大学准教授) |
対象者 | 小・中学生 |
■恒例となっております東海大学“大崎 栄”先生をお招きしての、陸上競技中・長距離指導者養成講習会が、3月1日(土)ひうち陸上競技場にて、陸上競技関係の指導者の方々に加えて、小・中学生の皆さん合計42名が参加して、開催されました。当日は天候が心配されましたが、講習会の時間帯は問題なく実施することができました。 ■この講習会の狙いは、陸上競技中・長距離指導者の方々に“大崎 栄”先生の指導方法を学んで頂いて、ジュニアの皆さんを指導して頂くことにあります。講習会の当初は指導者の方々が中心でしたが、途中から小・中学生の皆さんにも参加してもらって、基本的動作や走り方のフォーム等について、実際に体験してもらいながら、レベルアップをしてもらうことが目的です。 ■大崎先生から、まず軽いジョギング等を行い、身体を温めた後、ゆっくりでもよいのでペースを一定に保つ走りをすることを繰り返し指導頂きました。特に、長い距離になるとペースが遅くなってきますので、自分自身で感覚を掴むことが必要です。小・中学生の皆さんは、実際に走りながらペースを合わせることの難しさを学んでいました。 ■陸上競技場は1周400mですが、1kmを3分で走るとすれば72秒で走ることが求められます。最初早く入ると後半はもたなくなるので、繰り返し練習しながらどのくらいのペースで走ればよいのか1周ごとのラップを測定し、7周程度走ってみます。なかなかペースを一定にするのが難しいことが解ります。 ■午後からは、指導者の皆さんを対象に指導者として“トレーニングメニュー”をどのような内容で組み立てるのか、大崎先生に講義をして頂きました。指導方法として、練習を詰め込みすぎると伸びないので、思い切って休養させ身体の回復を待って練習させると効果があることを言われていました。そう言う意味では、高地でのトレーニングは負荷をかけ能力アップが狙いですが、平地とのバランスをいかに保てるかが良く解ります。貴重な指導方法を学ぶことができたのではないかと思います。 【この事業の目的】 ・2017年えひめ国体開催に向けて、(公財)西条市体育協会として陸上競技中・長距離選手の養成を図るため、全国的に優秀な指導者を招聘し、西条市陸上競技指導者の養成を図ることを目的とする。