事業名 | 剣道教室 |
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実施日時 | 2024年12月22日(日) 9:30~14:30 |
実施場所 | 西条市総合体育館 |
講師氏名 | 大城戸 功 氏 / 大城戸 知 氏 |
西条市次世代育成支援スポーツ事業「剣道教室」
12月22日(日)総合体育館にて「剣道教室」を開催しました。
講師には、大城戸 功 先生・大城戸 知 先生にお越しいただきました。
大城戸 功先生は、愛媛県警を退職後、松山市内に「松風館」道場を開かれ、後進の育成にあたっておられます。現役時には1988年世界剣道選手権大会優勝、2009年全日本剣道八段優勝大会3位と素晴らしい成績を残されています。また、2017年には剣道での最高位称号である範士を受賞されています。
サブ講師としてお越しいただいた大城戸知先生は、功先生の次男でいらっしゃいます。現在は大阪府警に奉職されています。全国警察剣道選手権大会 個人優勝、世界剣道選手権大会では主将として優勝に導かれるなど、輝かしい成績を残されています。
開講式/午前の部
今回の教室には、小学4年生~中学3年生の87名が参加しました。
午前の部は、功先生の座学から始まりました。
試合で勝つためには一本を決めなければなりません。そのため「一本の要件」「一本の要素」を意識して稽古することが大切であり、正確で刃筋正しく残心のある打ち、強さや冴えを考えながら、日々の稽古に向き合うことの重要性をお話しいただきました。
続いて、ランニング、素振りのあと、知先生による基礎練習を行った。
① メン打ち…竹刀の振り幅を意識し小さく速く打つ。そのために足の動きも速く。あごを上げず目付を変えない。
② 切り返し…息の続くギリギリまで打ち続けることで剣道に必要な体力をつける。キレを意識する。
③小手打ち…振上げずに相手の竹刀を飛び越えるだけの振り幅を意識する。
④胴打ち…右に抜けるケースでは竹刀を引き抜かずに打ち落とす。
午後の部
午後の部では、功先生による「有効打突」を意識した技の稽古が行われました。
一本の取り方として「相手の力を利用して取る」方法について…
わざと隙を作り、相手が攻撃をしようと仕掛けるより先に攻撃して一本を取るために、相手の考えていることを読むことを意識しながら地稽古を行いました。
様々な学校や道場から多学年の子どもたちが入り交じっての稽古で、刺激を受けながら学び多き時間を過ごすことができました。
最後は、講師お二方・西条市剣道連盟のスタッフとの地稽古を行いました。
大城戸功先生・知先生には長蛇の列!先生方の胸をお借りして2分ずつの稽古をつけていただき、これからも剣道を続けていく子どもたちにとってはモチベーションアップに繋がる貴重な時間となりました。
閉講式
大城戸 功 先生・知 先生、ご指導いただき本当にありがとうございました。
また、主管いただきました、西条市剣道連盟のみなさまにも御礼申し上げます。