事業名 | ラグビー教室 |
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実施日時 | 2024年10月27日(日) 9:30~14:30 |
実施場所 | ビバ・スポルティアSAIJO |
講師氏名 | 岡村 要 氏 / 向井 陽 氏 |
西条市次世代育成支援スポーツ事業「ラグビー教室」
10月27日(日)ビバ・スポルティアSAIJOにて「ラグビー教室」を開催しました。
講師としてお招きしたのは、岡村 要 氏・向井 陽 氏。お二人とも、西条市には何度もお越しいただいているトップアスリートです。
岡村 要さんは、中学からラグビーを始め、淀川工業高校・関東学院大学でプレーされました。NEC GREENROCKETSでは、3度の日本選手権大会優勝に貢献、 現役引退後は、8年間GREENROCKETSでコーチ及びヘッドコーチを務められました。退任後は、社業に専念する傍ら、ラグビーの指導だけでなく、ボールであそぼうトップマイスター講師としても全国でご活躍中です。毎年11月に開催しております、西条市のボールゲームフェスタにもお越しいただいています。
向井 陽さんは、幼稚園時にラグビーと出会い、ラグビーができる環境を求めて、天理高校に進学。その後、盛岡大学でプレーを続けながら幼稚園教諭の資格を取得。卒業後は、幼稚園勤務と釜石シーウェイブスでのプレーを7年間両立しました。引退後は、釜石シーウェイブスのアンバサダーとしてラグビーの指導をされています。向井先生も西条市ボールゲームフェスタにトップマイスター講師としてお越しいただいています。また、保育園の園長先生として子ども達の成長を見守り続けていらっしゃいます。
開講式/午前の部
午前の部には、西条市内の小松ラグビースクールに所属している小中学生24名と未経験者22名が参加してくれました。
未経験者と小松ラグビースクールの低学年の子どもたちを中心としたプログラムを実施しました。
ウォーミングアップはじゃんけんを使った運動にはじまり、ラグビーボールをバウンドさせてどうすればうまく自分の胸に返って来るのかを発見してみようという課題の中で、一見不規則にバウンドするラグビーボールも実はコントロールできることを知ることができました。5歩タッチの鬼ごっこや8人で外向きに円を作って行うパス回しなどは、スペースを探す・後ろへパスをするといったラグビーの基本となる要素が盛り込まれており、ラグビーにつながる基礎動作を遊びながら楽しみました。
また、タグラグビーにも挑戦しました。4チームに分かれ、①タグを取られるまで前進すること。②タグを取られたらボールはうしろの仲間にパスすること。③取ったタグは相手に返すこと。これらのルールに従ってタグラグビーを楽しみました。はじめのうちは、あまりルールが分からない子も、小松ラグビースクールの上級生のサポートを受けながら、チームに馴染むことができました。たとえ自分がタグを取られてしまっても、ボールを繋ぐことでチームのトライにつながることを体感でき、ラグビーのおもしろさに触れることができました。
午後の部
午後の部は、小松ラグビースクールの小学3年生~中学生を対象としたステップアッププログラムを実施しました。
ボールをキャッチするときの手の形(ターゲットを相手に見せる)を確認したり、キャッチボールの際に声を出して自分が求めるパスを伝えることの大切さなど、基礎基本を確認することからスタート。その他、ハイボールのキャッチの仕方、4列パス、2対1のパス&トライなどの練習を通じて、トライにつながるための動きを教わりました。ボールを繋ぐためにはパススピードが大切ではあるが、パスする前の動きであるキャッチがいかに重要であるかということも学ぶことができました。さらに、ディフェンスの強化として、タックルの基礎基本も教えていただきました。
常に、「なんのためにその動きが必要か?どうすればトライにつながるのか?」という発問を子どもたちに投げかけ、考えながら練習に取り組む姿勢の大切さも知ることができました。
閉講式
岡村さん、向井さん、本当にありがとうございました。
また、主管いただきました、西条市ラグビーフットボール協会のみなさまにも御礼申し上げます。