事業名 | 競技力向上 卓球教室 |
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実施日時 | 2023年8月24日(木)~2024年3月2日(土) 9:00~16:00 8/24、8/25、11/18、12/9、3/2 5回開催 |
実施場所 | 西条市総合体育館 |
講師氏名 | 相原 ひとみ 氏 / 小笠原 大知 氏 |
・西条市では中学生を対象として、優れた指導者による継続した競技力向上のため次世代育成支援スポーツ事業を開催しており、『卓球教室』については、平成24年度から実施しています。
・今年度も、講師として相原スクール代表者の″相原 ひとみ゛さんと相原スクール指導者の″小笠原 大和゛さんをお招きして、第1・2回目の教室を8月24日(木)・25日(金)、第3回目を11月18日(土)、第4回目を12月9日(土)、最終となる第5回目を3月2日(土)に開催しました。
・市内中学校で卓球クラブ活動をしている部員がそれぞれ第1回目166名、第2回目123名、第3回目48名、第4回目144名、第5回目136名が参加しました。
・第1回目は開講式の後、基本練習(目標設定、つなぎ球、スマッシュなどの基本的なボールの打ち方など)、ステップアップ練習の取り組み(コース設定、返球設定による練習、フォア、バックハンドなどの各戦型に応じた基本練習、応用練習(サーブ・レシーブ練習、試合形式での実践練習)が行われました。第2回目は、ボールタッチなど基本的なボールの打ち方の練習、視野を広くする取組み(コース設定・返球設定による練習、攻撃型、守備型、ツブ高などの各戦型に応じた基本練習、応用練習(サーブ・レシーブ練習、試合形式での実践練習)、練習試合(個人戦)が実施されました。第3回目は、8種のフットワークの練習(足の運び方・待つ体制の練習、フォア側・バック側の取り方)、逆をつかれても対応する方法の説明(待ち位置など)、試合形式でのレシーブ練習(各種サーブのレシーブ方法を交えた実践練習)、練習試合が行われました。第4回目は、攻撃練習(攻撃選手:ドライブ練習、回転を強くかける基本動作・スピードを上げる打ち方など、守備型選手:強い回転ボールの出し方、ツブ高・カットマンにおいての強い下回転ボールの打ち方、試合形式での実践練習(3球目に安定したドライブボールを入れる、ドライブされたボールをしっかり回転をかけて返球する)、各学校の指導者(顧問の先生方、市内コーチ)への指導の取り組み方の説明が行われました。最終となった第5回目は、目の使い方(相手の返球されるコースを読む、攻める時に相手を見る目の使い方)、目の使い方を意識したラリーの実施(4球くらいまでのラリーで、相手の動きや振りが見える様にする)、チーム対抗戦(2人1チームで多数の試合を行う、目の使い方を意識した試合)を実施し、最後に閉講式を行い、卓球教室を終了しました。
・卓球教室を開始して以降、11年連続の開催となり西条市内中学校のレベルも上がり、着実に大会等で優秀な成績を収めることができるようなってきている。本年度は県中学校総体で東予東中学校女子個人が1位、四国大会に出場、県新人戦で東予東中学校女子が3位、学年別県大会中学1年生の部で東予西中学校男子が3位の好成績を残した。9年目を迎えた相原講師の一人ひとりに目を指導を細かくしていただいたことにより、生徒が興味深く教室に取り組むことができ、チーム・個人としての技術の向上が図られている。各教室とも技量にあった指導が行われており、競技技術の向上とともに興味づけが行われている。卓球競技は、他のスポーツに比べて若い世代の活躍が目覚ましく、幼少期から競技をスタートさせる選手が増え、練習する環境が日々良くなっています。西条市においても、年間複数回の教室を開催できることは大変恵まれた環境下にあり、開催する意義は大きいと思われます。年5回の教室を経験し、優秀な指導者により質の高い指導を受けることにより、受講生の個人として成長が確実に図られた教室になっていると思われます。
主催:西条市 公益財団法人サイジョウシスポーツ協会
共催:西条市教育委員会
主管:西条卓球協会