事業名 スポーツクライミング教室
実施日時 2022年6月5日(日)
9:30~15:00
実施場所 石鎚クライミングパークSAIJO
講師氏名 平山ユージ 氏 / 清水 裕登 氏(スペシャルサポーター)
対象者 小学生・中学生

・西条市次世代育成支援スポーツ事業「スポーツクライミング教室」を、6月5日(日)に石鎚クライミングパークSAIJOで実施しました。
・平成30年度から引き続き講師は、“平山ユージ”氏にお願いしました。平山講師は19才の時に、単身フリークライミングの本場ヨーロッパへ渡り、フランス・マルセイユを拠点に数々の国際クライミングコンペに出場し、1989年のフランケンユーラカップの優勝をはじめ数々の上位入賞を果たした実績をお持ちの日本トップクラスの実力者、功労者です。 TV放送される国内外のスポーツクライミング大会等の解説者としてメディアにも頻繁に登場しておられます。またスペシャルサポーターとして、清水裕登氏にご協力をいただきました。清水氏は愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟に所属で、若くしてリードで才能を発揮され、えひめ国体のリード種目で優勝、2019年には印西大会で日本男子5人目のリードワールドカップ優勝に輝いています。
・今回のスポーツクライミング教室の参加者は、西条市内及び県内から小学生33名、中学生1名の合計34名が参加しました。コロナ感染予防対策が緩和されてきた傾向が見られますが、まだまだ安心できるような状況ではないため、受付時の手指消毒、検温、体調チェックシートの提出等のウィルス感染拡大防止の対策を行いました。マスクの着用に関しては、国の「マスク着用の考え方」 に基づき、開・閉講式、対面で話しなどをする以外はマスクを外してもよいことにしました。ただし、競技中は並ぶ時の間隔を空ける、競技前後でのアルコール消毒、対面での声出し・大声の禁止などを徹底して教室を行いました。
・開講式では、主催者を代表して、玉井敏久西条市長よりの感謝と激励のご挨拶を頂きました。
・教室運営は平山講師、スペシャルサポーター清水講師と西条市山岳・スポーツクライミング協会の皆さんにご協力いただきました。

・開講式の後、参加者全員で準備運動を行い、事前に確認した参加者の経験歴で、昨年度の同様に「ボルダリング競技」「リード競技」の2班に分け教室を開始しました。「ボルダリング競技」は平山講師、「リード競技」は清水サブ講師が担当しました。
午前の部は初心者が「ボルダリング競技」に参加しました。初めてボルダリングに挑戦する子供たちにも分かり易く丁寧に指導して頂くことにより、上手に登れるようになる子供たちが数多くいました。経験者は「リード競技」から開始し、高さのあるクライミングにも果敢なチャレンジで、頂上まで登りきっていました。

・午後の部は、午前の部と班の入れ替えを行い、未経験者が「リード競技」、経験者が「ボルダリング競技」に取り組みました。経験者による「ボルダリング競技」では、子どもたちから紹介してもらった「チャレンジしても登れない課題」の克服にトライしました。両競技とも平山講師、清水サブ講師とともに、西条市山岳・スポーツクライミング協会の方々に補助指導をいただき、一人ひとりにきめ細やかな指導を行うことができました。経験の有無で班分けしたことにより、技量にあった指導を行いことができ、競技技術の向上とともにクライミングに対する動機づけを行うことができました。

・閉講式では平山講師から「今日は皆が一生懸命トライしてくれて、指導していてうれしかったです。今日チャレンジして上手になった子、感動した瞬間があった子、クライミングが楽しくなった子ができて、本日は成功だったと思います。引き続き、石鎚クライミングパークSAIJYOで指導してくれる先生や友達とクライミングを行ってください。」とのお話をいただきました。その後、受講生からの代表で「藤原柊花」さんが「今日は丁寧にご指導をいただき有り難うございました。私の出来なかった課題の3箇所が行けるようになり、とてもうれしかったです。これからも目標をもって頑張ります。」とお礼の言葉を述べました。

・最後に全員で記念撮影を行い終了しました。

・世界で活躍されたトップクライマーの技や指導を受けることができ感動した子どもたちが多く、確実にクライミング競技人口の増加につなぐことができた教室になったと思えます。保護者の方々も最後まで教室を見守って下さり、確実にスポーツクライミング並びに当教室に関心を持つ人々の増加につなげることができました。
・主管頂きました「西条市山岳・スポーツクライミング協会」の皆様には大変お世話になりました。

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