事業名 | ソフトテニス教室 |
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実施日時 | 2021年10月3日(日) |
実施場所 | 市民公園テニスコート |
講師氏名 | 村上 新一 氏 |
・西条市次世代育成支援スポーツ事業「ソフトテニス教室」を、10月3日(日)に西条市民公園テニスコートで実施しました。
・一昨年度に引き続きメイン講師に西条市ソフトテニス連盟会長の“村上新一”氏、新たにプロソフトテニスプレイヤーの“玉井浩貴”氏をサブ講師にお願いしました。
・今回のソフトテニス教室には、西条市内の中学生男子28名、女子21名の合計49名が参加しました。コロナ禍での開催となるため、ウィルス感染拡大防止の対策として受付時の手指消毒、検温、体調チェックシートの提出を行いました。当日の天候は真夏日のように気温が高く、熱中症の恐れもあったため、対面で話しなどをする時以外はマスクを外してもよいことにしました。ただし、競技中は並ぶ時の間隔を空けること、競技前後でのアルコール消毒、対面での声出し・大声の禁止などを徹底して教室を実施しました。
・開講式では、主催者を代表して、玉井敏久西条市長よりの感謝と激励のご挨拶をいただきました。
・教室運営は村上講師、玉井サブ講師と西条市ソフトテニス連盟の方々、丹原高校ソフトテニス部顧問・部員の皆さんのご協力をいただきました。
・開講式後はテニス練習に効果的な工夫された股関節等を柔軟にするウォーミングアップ実施後、フォストローク・バックハンドストローク、前衛ボレー(正面ボレー・クロスボレー・ストレートボレー)、後衛ストローク(正クロス・逆クロス・ストレート・インコース)の基本的な打方の見本が示された後、各4コートに分かれて各自が順番にボール打ちの練習を行いました。フォアハンドでは「全力で力を抜く、力加減で段々上げていくスクイング。」、バックハンドでは「ボールを面で真っ直ぐに捉える、脇を閉じてフォロースルーの時に開く感覚。」、前衛ボレーでは「点でなく線で返す感覚。」、後衛正クロスでは「ボールを外側で叩く感覚。」、逆クロスでは「ボールの内側を叩く感覚。」などのラケットの振り方のイメージングのアドバイスをいただきました。
午後の部では、前衛ボレー(フォアボレー・バックボレー・ストップボレー)、後衛ストローク(チャンスボールのトップ打ち・逆クロス打ち)、前衛のスマッシュ打ち、サーブ(カットサーブ・上からサーブ打ち)について午前の部をベースに応用的な打ち方の説明後、同様にコートに分かれて各自でボール打ちの練習を行いました。 前衛フォアボレーでは「右足のため、膝を柔らかく、縮めて伸ばす感覚」、ストップボレーでは「ラケットヘッドを被せて打つ、気持ちスライドさせて打つ感覚。」、後衛チャンスボールトップ打ちでは「ラケットの動きは下から上に上げる感覚、右手だけで打たず、左手を引く、ボールを投げる時の感覚。」、逆クロスのチャンスボールでは「ボールの内側を叩く方が打ち易い。後衛に押し込んで行くときはボールの内側を叩く方がボールが深く入る。外を叩く時は打点を少し前、後ろを叩く時はいつもより一歩引き込んで打つことが大切。」、前衛のスマッシュでは「下がり初めて右足に体重を乗せて振り抜く。ボール上がってからだと間に合わないので相手の後衛がボールを上げようとする時に下がり始める。ラケットを遠くに投げる感覚。」、カットサーブでは「ラケットの重さでボールを飛ばす感覚で打つと回転がかかり易い。なるべく低い所で打ち、膝を柔らかくして、重心を下げて顔とボールを近づけることがポイント。」、上からのサーブでは「上に打つ感覚で打つ。ボールを手のひらに当てる感覚。早いサーブを打つには、手を早く振るのではなく、引き方を早く作る。後は勝手にラケットが出ていく。」などの細かなアドバイスとともに打方の見本を示しながら繰り返し教えていただきました。
・閉講式では村上講師から「今日、学んだことは基本である。学んだことを日々の練習で活用して精進していただきたい。」とのお話をいただきました。その後、受講生からの代表で「河北中学校2年生丹下心晴」さんが「私は今まで明確な目標がなかったが、本教室を受けて今後は全国で活躍できる選手になりまたいと思うようになった。」とのお礼の言葉を述べました。
・トップ選手による指導を間近で受けることにより、生徒たちが興味深く教室に取り込むことができ、個人の技術力の向上、技の取得に大いに約立つことができました。また、講師の方々による親しい話しかけにより、終始和やかなムードで教室が進行し、盛況のうちに教室を終了することができました。
・ご協力を頂きました「西条市ソフトテニス連盟」、「丹原高校ソフトテニス部」の皆様には大変お世話になりました。