ｼﾞｭﾆｱｱｽﾘｰﾄ競技力向上講習会

・西条市からの受託事業として、ジュニア世代の選手や指導者の皆さんの資質向上を目的とした｢ジュニアスリート競技力向上講習会｣が、１０月４日(土)西条市総合体育館・ひうち体育館にて開催されました。講習会の内容は、基調講演とワークショップⅠ＆Ⅱです。
・今回の講師は、プロのトレーナーで実績のある“立花 龍司”氏と“竹田 祐平”氏です。既にお二人は西条市に来て頂いており、指導実績があります。

・基調講演の講師は、㈱スポーツカンパニーの「立花 龍司 氏」で、テーマは“トップアスリートになるために必要な体の使い方“と題して講演して頂きました。参加者は、スポーツに精通している小学生から大人まで、１２５名です。
・立花講師は、アメリカ大リーグ“ニューヨークメッツ”や日本のプロ野球の専属トレーナーとして活躍されており、ニューヨークヤンキースの田中 将大投手の肘の故障に関するコメントなどでもマスコミ報道されています。

・立花講師は、スポーツ選手にとって、ジュニア世代からどのように体の使い方や体づくりを進めていけばよいのか、体験を基に具体的にお話をして下さいました。特に、トップアスリートになるためには意識と、実行力が大事であり、体の使い方については、的確な動かし方をすれば向上していくので努力すれば必ず効果が出てくると言われていました。小学生の皆さんも参加していたおですが、解りやすい説明であり、真剣に耳を傾けていました。

・後半の部の『ワークショップ』では、２グループに分かれて、講師である立花さん、竹田さんから、トレーニング方法について学んでもらいました。立花さんは「パフォーマンスアップの為のコンディショニング」として、具体的にはかなりハードに体全体(脚・腕・肩等)の動きを求めていました。参加者の皆さんは講師の動きを見ながら、何とか真似しようと懸命に体を動かしていましたが、なかなか講師のようにはうまくいきません。しかし、時間が経つと少しずつ慣れてうまく体を動かすようになってきます。

・竹田さんは「目を鍛える～ビジョントレーニング」として、目を鍛えることによって脳を活性化させ、集中力や判断力・情報処理能力を高める為のトレーニングについて参加者の皆さんに指導して頂きましたが、良い体験になったと思います。
・終了後のアンケート結果では、「楽しく参加出来て良かった」との意見が大半でした。基調講演、ワークショップ、それぞれに有意義な｢講習会｣になったと思います。お世話になった関係各位の皆様に、心からお礼を申し上げます。